「昇給や昇進を狙いたい」「ゆくゆく転職を考えている」という方におすすめなのが、自己アピールの強い味方となる資格の取得。
中でも、TOEICやTOEFLなど「英語」にまつわる資格は、どんな業界でもアピール材料として使うことのでき、大変人気の高い資格です。
今回はたくさんある英語資格の中から、ビジネス英語の取得を目指す社会人におすすめの英語ものをご紹介します。
1.TOEIC
まずはビジネス英語のスキルを測る試験の中で、代表格とされる「TOEIC」。
国内では7割以上の企業が、採用時の応募者や社員の英語力の測定にTOEICのスコアを参考にしているといわれています。
1年間に10回ほど開催されているので、すぐに挑戦しやすく、合否判定ではなく、990点満点のスコア形式となっており、すぐに自身の英語力を測ることができるのも魅力です。
履歴書に記載して英語力をアピールできる点数は、600点以上。外資系の企業や、英語を使う国際部門などにアピールする場合は、800点以上を目指すのがよいでしょう。
2.英検
TOEICに続くおすすめの資格は、公益財団法人日本英語検定協会 が実施している「英検」(実用英語技能検定)。
大学入試で学科試験免除などの優遇を得られたり、海外留学時の英語力証明に使用することができるなど、英語を勉強している学生の間でも非常に人気の資格です。
筆記試験に加えて、3級以上では面接試験が行われ、準1級になると英作文の試験も加わります。
就職や転職などビジネスシーンにおいて英語力をアピールしたい場合には、2級以上。合格率の低い準1級、1級を取得しておけば、自己PRの際の強い味方になるでしょう。
3.日商ビジネス英語検定試験
あまり聞き馴染みがない方も多いかもしれませんが、商工会議所が実施する「日商ビジネス英語検定試験」もビジネス英語力をアピールできる資格の一つ。
企画書や報告書、請求書、履歴書、ビジネスメールなどの作成も出題内容に含まれており、海外取引全般など、ビジネスの場での実践的な英語力が問われます。
貿易関連の仕事を考えている方、英語を使った資料作成・ライティングの機会が多い部署を志望している方におすすめの英語試験です。
1級~3級がありますが、履歴書でアピールをするなら2級以上。PCでの受験となっていて、2~3級は試験後すぐに合否が分かるのも特徴です。
海外移住を考えるならTOEFLやIELTSも
TOEICや英検など、上記で紹介した英語試験は、日本国内では非常に知名度が高いですが、実は海外ではあまり知られていません。
海外の企業に応募する場合には、TOEFL、IELTSなどの試験を受験するのがおすすめです。
まずは日本国内で英語力をアピールしたいとお考えの方は、ぜひ人気の「TOEIC」から挑戦されてみてはいかがでしょうか?