一般的に履歴書に記載するのは600点以上、外資系企業であれば750点以上のスコアが望ましいとされていますが、英語力向上のためにもできるだけ高スコアを狙っておきたいですよね。 ですが、勉強をはじめてすぐの頃は、勉強時間に比例して伸びていたスコアも、スコアが高くなるにつれ、一筋縄ではいかなくなってくるもの。
今回は、TOEIC800点以上のハイスコアを目指して学習をしている方向けに、効率よくスコアアップを狙える勉強法をご紹介します。
1. 苦手分野を分析・克服する
600点以下のレベルであれば、得意な部分をどんどん伸ばしていく勉強法でもスコアアップが望めるのですが、ハイスコアを狙うのであれば、自分の苦手分野を分析し、克服に努めていく（＝失点を得点に変えていく）ことが、ハイスコアへの1番の近道。
闇雲に問題演習・復習を重ねていくよりは、まず過去に受験したTOEICの自己採点結果や、市販のTOEIC予想問題集などを参考に、自分がどのパートが弱く、どんなタイプの問題でスコアを落としてしまっているか、しっかりと分析する時間を作ってみましょう。
2. TOEICの“解法テクニック”を習得する
TOEICの出題形式には特徴があるので、それぞれのパートの特徴を押さえた上で「解法テクニック」を身に付けておきましょう。
例えば、聞き逃しが失点につながってしまうリスニングパートでは「設問を解き終わったら、次の設問を先読みしておく」「とにかく“冒頭の疑問詞”を確実に聞き取るよう集中する」「設問と同じ単語が出てくる選択肢は除外する」などのコツが。
時間との戦いになりがちなリーディングパートでは「設問を先に読み、長文は必要なところだけ読む」「具体的な情報を答える設問から先に取り組む」など、時間を節約しながら取れるところをしっかり取っていくコツがあります。
日々の問題演習の中で、英語力の向上はもちろん、「TOEICのコツ」の習得も意識してみてください。
3. 単語帳＆多読で語彙力強化
特に長文問題では、読むスピードもスコアに直結してくるため「なんとなく意味が分かる」ではなく、パッと見ただけでその意味が頭に浮かぶような状態まで語彙力を上げておきたいところ。
TOEICの過去の出題傾向から、頻出単語をまとめた単語帳なども販売されているので、TOEIC用の単語帳を用いて、語彙力の強化に務めてみましょう。
また、リーディングパートに苦手意識を感じている方は、単語力を身につけるだけでなく、日頃から英文を読んで（多読学習）英語の読解に慣れておくのがおすすめ。
必ずしもTOEICの問題集である必要はなく、自分の好きなテーマの英文からでもよいので、毎日英文に触れ、英語で文章を理解できるようになるという癖を身に付けておきましょう。
多読用にテキストを新しく購入される場合は、音声CD付きのものがおすすめ。読んだ英文のCDを聴きながら、聴こえた音をそのまま追いかけるように発音していく「シャドーイング」を行うことで、リスニング強化にもつながります。
4. 効率重視！オンライン英会話を取り入れる
好きな時間にスピーキング練習ができるタイプのものや、配信される動画を見て自習をするタイプのものなど、さまざまなオンライン英会話がありますが、800点以上を目指す英語力をお持ちの方には、一人一人の英語力に合わせて目標達成までのお手伝いをしてくれる「コーチング」タイプの英会話がおすすめです。
英語コーチングで代表的なオンライン英会話サービス「PROGRIT」では、採用率0.85%という関門をくぐり抜けた英語のプロが専属コンサルタントとして、一人一人の学習をサポート。
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