また、40代での転職に成功した方に対して行われた調査では、なんと40%以上の方が転職後に年収が下がってしまったという結果が出ています。
年収は下げず、より良い会社に転職したいと考えている40代の方におすすめなのが、国内の企業で英語力の指標として使われている英語試験「TOEIC」スコアの取得。
今回は、40代の転職にTOEICがおすすめの理由と、目指すべきスコア、勉強方法についてご紹介します。
どうして40代の転職にTOEIC?
冒頭でもご説明した通り、求人数も少ないことから、なかなか厳しいと言われている40代の転職事情ですが、高いレベルの英語力(TOEICのハイスコア)があれば、国内企業だけでなく外資系の会社にもチャレンジできたり、採用基準にTOEICのスコアを設定している企業にも応募できたりと、転職先の選択肢が圧倒的に広がります。また、今の20代〜30代前半は、学生時代から英語試験や語学留学などに馴染みがあり、就職の際にTOEICのハイスコアを取得している人も多いですが、40代ではTOEICのスコアを取得している人が少ないため、英語力を身につけることで同世代にかなりの差をつけることができます。
さらに、40代は、長い人では20年以上と、さまざまな経験とキャリアを積んでいるので、そこに英語力が加われば、同世代にも若者にも負けない希少性の高い人材に。高い英語力があるほど、年収が高い仕事も期待できます。
今後グローバル化はどんどん進んでいきますので、どの業界においても英語力が求められる可能性は多いにあります。英語力を身につけておいて損はないでしょう。
40代の転職で目標にすべきスコアは?
国内企業での転職で求められる一般的な英語力はTOEIC600点以上とされています。文法の基礎をしっかり理解し、簡単なコミュニケーションが取れる「海外旅行に1人で行っても心配ないレベル」です。 ビジネスにおいても英語で円滑にコミュニケーションが取れるレベルを目指すなら750点は取得しておきたいところ。金融系やコンサルなど、専門性が必要となったり、英語での読み書き・会話が必須の業種の場合は800点以上を取得しておくとアピール材料になりそうです。長らく英語に触れていないという方は、いきなり750〜800の高得点を目指すのではなく、まずは基礎英語を復習するという目的で600点を目指してみるのがおすすめです。
オンライン英会話で効率よく学習
独学で効率よく勉強を進められれば良いですが、フルタイムで働きながら学習を進めるのは、なかなか難しいものがありますよね。独学に不安が残る方は、アプリやウェブ面談を利用し、通学不要で英語を学べる「オンライン英会話」の利用を検討してみてはいかがでしょうか。
特に英語に長いブランクがある方は、専属コーチがマンツーマンで学習管理をしてくれ、自身のレベルに合わせた専用カリキュラムに沿って学習を進められる「プログリット」がおすすめ。TOEIC対策に特化した専用コースも準備されています。
まずは、少しずつ英語に触れる習慣をつけたいという方は、スマホがあればすぐに始められる英語学習アプリ「スタディサプリ」が便利。入会金は0円、1番安いコースは月額2,180円からとリーズナブルな価格設定も魅力です。 英語力を身につければ、厳しいと言われる40代の転職も不安なく乗り越えることができるはず。
まずは、オンライン英会話サービスなどを利用しながら、楽しく学習に取り組んでみてくださいね。