英語に何年も片思いしてきたあなた。
いつまで経っても英語ができないのには、
たった1つのことが原因でした。
シンプルすぎて答えるのもはばかってしまいます…。
Contents
英語ペラペラになりたいなら英文法をしましょう
いやいや最後まで聞いてください…
あなたが英文法ができないからこそ、
英語にコンプレックスを抱き続けているんですよ。
これは半分合っていて半分間違いです。
中学英語でも結構レベルが高い、って皆さん気付いてないです。
例えば外国人に慣れない英語で伝えようとすると、
- 外国人は必死に理解しようとしてくれる
- 日本人は通じたと感じ「文法いらないじゃん!」となる
英文法をしたくないから何かと理由を付けたがるんです。
理由を付けて英語を努力しなかったり、
楽な方、楽な方と選択肢をとってしまうんです。
時間とお金の無駄ですね。
英語ペラペラのために英文法が重要な科学的根拠
科学とは、70%の理論と30%の例外で成り立っています。
英文法が英語学習のインプットの70%を占める
もちろん言語学にもこれが当てはまります。
逆を言えば、文法を学べばだいたい分かるってことなんです。
読みができるのは練習したから、
つまりリスニングも練習すればOK。
聞き取るためのベース作りに英文法は必須なんです。
英文法は自信をつけるためにも大事
文法に気を取られすぎて話せない…
みたいなことよく聞きませんか?
でも日本人ってそもそも自信を持ちにくい人が多く、
せめて英文法でベースができているっていう
一種の成功体験くらいはした方がいいと思うんです。
英文法をやらないのは非科学的という裏付け
アフリカ言語のフィールドワークを4年次にやったんですけど、
リンゴって何て言うの?
○△□…
みたいな感じで細かく変えて単語と文法を調べていくんですよ。
音だけを頼りに。
そしてそれが理論化できて初めて「文法」なんですよ。
こうやって文法書が作られていきます。
これ、どういう意味か分かりますか?
きれいにまとまった文法書で勉強しなければ、
この作業をあなた自身がしないといけない…。
非効率極まりないですよね。
すでにまとめられているものがあるのに
アウトプットの方が大事だと言われたからといって
意味も分からないまま生の英語を聞いて学ぶなんて…
空耳アワーの連続ですよそんなの。
エイリアンの言葉も、動物の言葉も分からない…
文法(と単語)が分からないからという裏付けになりませんか?
英語ペラペラのために英文法はやっぱり大事!実は留学生は英語ができない?
以前、こんなツイートをお見受けいたしました。
高校生の知り合いが分からないんで教えてくださいと送ってきた英文がたったの一文なのに超絶長くて複雑で、アメリカの大学卒業してても一回読んだだけじゃ分からない文章を高校生の課題に出す日本はすごいなと思いました。この文、なんとなくでしか意味が教えられない🤥文法的な説明は無理… pic.twitter.com/Gy4ppCq84A
— karen (@hockypokey) January 26, 2018
そしてこれの解説をしたざきやまのツイートがこちら。
簡単に説明いたしますと、最初の分詞構文と、倒置によるif省略(that were one to spendが本来ならthat if one were to spend)が今回のポイントですね。倒置が分からずとも、最後の文章でcouldの助動詞が入っているので仮定法だと予想できます。あと受験でよく出るのがso rich a varietyの語順ですね。
— イギリス英語のざきやま (@zakiyamaenglish) January 28, 2018
英文法ができれば英語が読めるんですよ。
本当に単純なお話です。
彼女のような人は長年海外で生活をしているから、
意味は分かるけど文構造が分からない状況になるんです。
じゃあ留学していない、もしくは長期間の留学ができない人は?
当然、文法をやるほか手段がないですよね。
英語ペラペラのために文法英語は間違いではなかった!?
学校英語を6年間やってきて英語ができないだなんて、
きっと学校での学び方が間違いだったんだ!
文法ばっかりさせるから英語ができないんだ!
すみませんが、そんな理屈通用しません。
学校英語だろうがきちんと勉強してきた優秀くんたちは、
それなりに英語が話せてしまっているので論破です。
学校英語、受験英語でも英語は話せるようになります。
できない人の理由は、学校英語すら頑張ろうとしていないから。
恥ずかしいので今すぐその言い訳は止めた方が良いですよ。
東洋経済オンラインで納得のいく記事を見つけました。
学校英語は「イタい間違い」だらけ | 英語学習 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
「中学3年間の英文法は、実は半年あればいい」
記事内で、元イェール大学助教授の斉藤淳氏はこう語っています。
第2言語教授法だとか応用言語学の研究の知見として、「こうすればいい」ということは、
実はもう20世紀の段階である程度わかっていたはずなのに、
それがいつまで経ってもマーケットに出てこないのがおかしいと思っているのですよ。
たとえば大学受験のところだけを切り出しても、セオリーにのっとった学び方をやれば、
実際の学習時間は3分の1ぐらいに削減できます。実際、うちの塾で英語を勉強し始めた中学校1年生や小学生が、
1年間で英検準2級をほぼ満点で合格したりしています。
これまで4年かけて教えていたプロセスを、1年とか半年に圧縮しても、
やり方次第ではまったく問題ないわけです。
つまり今までの4~8倍のスピードで教えても何の問題もない。
こういうことを斉藤淳氏はおっしゃっているわけですね。
ざきやまの生徒さんには何度も言ってきていますが、
英文法のインプット自体は1ヶ月で終わらせることができます。
アウトプットで知識定着を図り、3ヶ月で英文法とはおさらば。
予備校でも1年間で英文法を教えるのに対し、それの4倍のスピード。
とても現実的な数字だとざきやまは思うわけです。
それが短期記憶から長期記憶に移る決定打です。
学校で学ぶ文法英語は、世界的にも普通の話です。
アメリカの大学で語学クラス補佐をしていましたが、
日本の学校で学んだ文法英語とほぼ同じです。
赤ん坊と同じように学んでも英語ペラペラにはならない?
英語は赤ん坊のように学びなさい。
よく耳にした言葉ですかね?
あなたが赤ん坊のように英語を学んだとしても、
なかなか英語がペラペラにならないのは明らかですよ。
申し訳ないですが。
赤ん坊がいかに母国語を習得するか…
まずここで「ホラリンゴヤデ」という音の羅列がインプットされます。
この段階では「ホラリンゴヤデ」が赤くて丸い果物だと認識しています。
どうやら「リンゴ」という共通した音が"それ"だと認識し始めます。
同時に「コレ」と「ナンヤデ~」という文法も認識します。
こうやって何度も何度も繰り返すうちに、
音の共通点である「リンゴ」という音の羅列を認識し始めます。
あれ?ひょっとして「リンゴ」っていうのがこの赤いものを意味するのか…?
こんな感じで赤ん坊は「リンゴ」を覚えるのです。
こういった流れで、文法を構築していきます。
赤ん坊は「耳しか使えない」からです。
脳の発達がまだ未熟な赤ん坊だからこその学習法です。
大人には「オトナの学び方」というものがあります。
赤ん坊と同じように大人がすると思いますか?
当然ですけど相当時間の無駄に他なりませんよね…。
赤ん坊は文法を理解するのに数年かかりますが、
大人が文法を理解するのに必要な時間は1ヶ月で十分です。
その1ヶ月のために、あなたはわざわざ数年かけるように学びたいのですか?
時間の無駄です。
文法・単語は脳をフル活用して暗記しまくる一方で、
アウトプットを行うことで大人は英語を高速で習得できます。
英語ペラペラになるためには英文法だけではダメ
大富豪で手持ちがないのに、
好き勝手プレーできないのと同じでしょ?
英単語を知っていないと、
英文法で使いこなすことすらできないのです。
英語ペラペラは英文法と英単語力に比例して伸びる
こんなことを聞いたことがあるかと思います。
実際これは正しいです。
仮に洋書を読むときに全部の英単語が分かれば、
当然ながら意味が分かりますよね。
発音もある程度分かってさえいれば、
相手が話していることもなんとなく分かりますよね。
英単語力ってそれほどインパクトのあるスキルです。
じゃあ文法はどこまでやれば良いの?
とあなたは思うでしょう。
英語ペラペラのための英文法はあくまで「英語のルール」
英文法をいくら知っていても意味が無いんですよ。
おい!というお声がかかったところで、ざきやまの出番です。
英文法ってあくまで説明書と同じなんですよ。
説明書を知り尽くしたあなたは果たして英語マスターと言えますかね?笑
英文法という説明書をしっかり学んだ上で、
それを自由自在に使いこなす方がよっぽど大事だと思います。
逆に言えば「文法力がない」としても、
持っている英文法力を使いこなすことの方が大事。
学んだことをきちんとできるようにする、
勉強の基本ですよね。
それと一緒で文法をしっかり学ぶのは前提で、
またそれをしっかり使いこなすようにすること。
これこそが一番大切な部分なんですよね。
だからこそ、そこで単語力がポイントになってくるんです。
仮に英文法というルールをどれだけ分かっても、
単語力という手持ちの武器が弱ければ戦うこともできません。
英文法はマストです。
そこに単語力があなたの英語力に比例していきます。
文法が分かればそこからはRPG状態です。
どんどん成長していく一方です。
英語ペラペラになるのに年齢を言い訳にするな
成長って年齢関係ないんですよ。
今まで勉強なんてしてこなかったスポーツ選手ですら、
毎回きちんと成長されています。
英語を始めるのに早いも遅いも関係ないんですよ。
英語ペラペラになるのは5歳児でも可能
加藤博人という男の子をご存知でしょうか。
一時期有名になった英語学習者で、
母親と一緒に幼少期から資格を受けまくっていた少年です。
5歳で英検2級に合格。
ちょっと何言っているか分からないですね。
5歳で英検2級に合格。(しつこい)
正直天才なんではないかと思うような加藤くんですが、
普通の英語学習者と変わらない勉強法で頑張りました。
ただ違っていたのは資格を取ることに対しての楽しさ。
お母さんと一緒に資格を取ろうとするから頑張れる…
なんだか子供らしいというか可愛らしいですね。
当然ながら中一で撮った英検準一級は史上最年少でした。
タイトルやばくないですか…
現役中学生が考える学校教育の在り方って…。
学校の先生の面子丸つぶれですよね…。笑
でも向かっている方向性に関しては良いと思います。
年齢も関係なく、留学経験関係なく、
自分の意思次第で英語力がこれだけ手に入るわけです。
5歳児に負けてるの悔しくないですか?笑
何度でも言いますが、全てあなたの気持ち次第です。
ちなみに加藤くんの英語力、下のリンクから拝見できます。
英語発音指導士として認定までされている加藤くん、
十分に英語を自在に操れるレベルになっていますね。
英語ペラペラはむしろ大人の方が有利
これもまたよく分からない理屈です。
若いから語学がすごいできますよと言っているんじゃないんです。
4歳ってそもそも理解力に乏しいの分かります?
その脳の発達状況でここまで言語能力が発達できる、
つまり大人の成熟した脳はもっと効率よくインプットができる。
こういう言い換えに他なりません。
ここがポイントです。
大人の優位性を認識してください。
足りないのは明らかに反復とアウトプットですね。
アウトプットするためにインプットをしっかりしよう!
こういうマインドじゃないからインプットも疎かになってしまいます。
負の循環ですね。
第二言語を学ぶ大人としては、
単語と文法をメインにインプットを短期間で、
さらにそれのアウトプットをしまくることで定着。
それほどインプットである単語と主に文法は大事ですよ。