スキルアップのために自らチャレンジするのはもちろん、進学や就職、転職などのタイミングで、スコアの取得が必要になった……というケースもありますよね。
一般的に履歴書に記載して英語力をアピールできる点数は、基礎は問題なく、英語で簡単なコミュニケーションができるレベルである「600点以上」とされています。
今回は、TOEIC600点を目指す方向けに、おすすめの勉強法を紹介します。
※スコアの目安が気になる方は、こちらを参考にしてみてくださいね。
1. 中学英文法を再確認
一部高校英語も登場しますが、TOEICで出題される文法知識のほとんどは、中学英語をマスターしておけばOK。中学英語に不安が残る人は、再度苦手な文法をおさらいし、しっかり身につけ直すのが、リーディング・リスニングともに、スコアアップへの近道です。書店では、中学英語の基礎を短期間で復習できる便利な参考書もたくさん販売されているので、書店でパラパラとめくりながら、楽しんで取り組めそうな一冊を探してみるのもおすすめです。
文法を学習する際には、例文を応用して、自分にあてはめた例文を作ってみるという学習法も効果的ですよ。
2. シャドーイングを取り入れる
リスニングとリーディングを比較すると、リスニング問題では、リーディングほど難しい単語が多用されることはないため、英語の聞き取りに耳が慣れさえすれば、簡単にスコアアップを狙うことができます。まずはTOEICの公式問題集やテキストでリスニング問題にチャレンジし、ミスした問題を「なぜ」分からなかったのか分析しましょう。文章で読んでも分からない問題が多いのなら、今一度文法を再確認。文章だと分かるのに聞き取れなかったという場合は、とにかく英語に慣れることが重要です。
英語を聞き取れる耳を作るには、聞こえてきた文章をそのまま追いかけるように発音する「シャドーイング」がおすすめ。自分できちんと耳から理解できるようになるまで、同じ文を繰り返して音読してみましょう。
3. TOEICの問題形式に慣れる
パート毎の問題集や、英文法の参考書などを使って、日々の学習を進める方も多いと思いますが、試験前には「TOEIC公式問題集」をはじめ、TOEICの形式に則った問題集を解き、問題形式に慣れておくことが大事です。問題の形式に慣れていなければ、問題の主旨を理解するのに時間を取られ、せっかくつけた英語力が十分に発揮できない場合もあります。
試験中は時間配分もカギとなるので、問題集を解く際には、本番のテストと同様、リスニング45分、リーディング75分と時間をきっちり計るようにしましょう。
数分考えても分からない問題は飛ばして次に進んだり、英文を読む前に設問を読んだりと、時間内に最後の問題まで行き着くよう、解法のコツを身に付けておくのもおすすめです。
4. アプリを使って授業を視聴
英語学習者の間で話題の「スタディサプリENGLISH」の「TOEIC L&R TEST対策コース」では、TOEIC試験約20回分にあたる問題演習と、カリスマ講師・関先生による授業を約580本を視聴することができます。ちょっとした隙間時間に、スマホを開くだけで、簡単にプロの授業を聴きながら勉強でき、学習進捗の管理まで行ってくれる優れもの。
アプリ上で問題を解くたびに、AIが英語力を判断して、今のレベルにあった問題を出題してくれるため、効率よくスコアアップを目指すことが可能です。
無料体験もできるので、詳しくは公式HPをチェックしてくださいね。