あなたが留学する上で一番のオススメが大学院留学です。
2年で修士が手に入りますし、イギリスだったりヨーロッパの大学院であれば1年で済む専攻もあります。
ヨーロッパの大学院は特にとてつもなく安いので、それはまた違う記事に詳しく載せることにしましょう。
Contents
海外大学院留学する前にまずは国を選ぼう
とはいえ留学するにあたってまず最初に考えてほしいのが留学する国、です。
ひとくくりに「海外」や「留学」とまとめてしまうのは、あまりにも「海外に住む」ということに真剣に向き合っていません。
留学する上で、国それぞれの文化や特徴、天候、食生活…
たくさんのことを知る必要があります。
が、
とは言うものの、全てをあらかじめ学ぶことは難しいですし、何より実際に体験しないことには実感も湧かないものばかりです。
海外大学院留学の王道「アメリカ」
やっぱり一番の世界大国なだけあって、選択肢の幅はとても広いです。
西海岸が好きな人もいれば、東海岸でもNYみたいなのが良いのかやんちゃなフロリダが良いのか…
はたまた日本人の全然いない中西部(ミッドウェスト)に行って半分修行みたいな留学にチャレンジしたいのか。
(ちなみにざきやまはアメリカは西海岸ワシントン州と中西部インディアナ州です)
天気もやはり違います。
ワシントン州は雨が多かったですが言うほど寒くないのと、カリフォルニアやフロリダはビーチのイメージでハリケーン多いし、中西部の天候は最悪、NYの冬は超寒いです。
文化も地域によって全く違うのも面白いです。
海外大学院留学に優しい「カナダ」
人がめっちゃ良いがステレオタイプのカナダ人。
一括りにカナダと言えど、ケベック州はフランス語圏なのでまた全然雰囲気が違いますし、西海岸のバンクーバーはもはやリトルアジアくらい多文化です。
どちらもアメリカ国境沿いなのですぐに旅行に行けちゃいます。
文化的にもアメリカと似ている部分がやはり多いので、留学生にはとても人気の国となっています。
あとビザにも優しい国でも有名ですね。
コモンロービザって言って、結婚しなくても結婚しているカップルと同じような効果のあるビザがあります。
条件としては12ヶ月以上同棲していること、簡単に言うと「事実婚」みたいなものですが、日本では戸籍が必要になる一方カナダでは自己申告で申請することができます。
メリットとして、所得税申告やパートナーの会社からの福祉厚生をコモンローの一環として受けることが可能です。
結婚をせずに子供を育てるご家庭にも優しい法律となっています。
(ただめっちゃ寒い)
海外大学院留学のあこがれ「イギリス」
実はざきやま、アメリカに行く前はイギリスに行きました。
大学準備コースというものに入学して、大学受験の勉強をしていたのですが、ダメでした。
初めて一人で過ごした海外ということでとても思い出に残っている国なのですが、メシは食えたもんじゃないです。(めっちゃ痩せました)
ちゃんとお金を出さないとそれなりの食事は提供してもらえないのが唯一のデメリットですかね…。
ただ歴史的な建造物もたくさんあって魅力的ですし、国土も小さいため国内旅行もたくさん行きやすいかと思います。
ロンドンのキングス・クロス・ステーションからユーロスターっていう電車一本で(2時間半とか?)簡単にパリに行けちゃうので、そういう意味でも素敵です。
大学院の話だけで言うと、イギリス系列やヨーロッパ系の大学院は基本1年です。
学部にもよりますが、1年で修士課程がもらえちゃうのは時間的にも金銭的にも嬉しい話だと思います。
学費だけで単純比較するとそりゃ高いようにも見えますが、最終的な数字で見るとそうでもなかったりします。
あと気を付けるべきことと言えば、アクセント。
イギリスは本当に地域ごとに発音アクセントが違うのですが(ロンドンだけでも4つ5つあります)、北のスコットランドに近付けば近付くほど、本当に何言ってるか分からないみたいなこともありえます。
でもスコットランド、お城とかめっちゃあるのでオススメ。
(Airbnbでお城が泊まれちゃうので控えめに言って最高すぎます)
女子に覚えておいてもらいたいことは、水。
硬水なので髪の毛ガッシガシになっちゃいますし、そもそもお風呂もあんまり入る文化でもないので、それが気にならない女子なら…みたいな感じです。
海外大学院留学のオアシス「オーストラリア・ニュージーランド」
正直言って知りません。
でもイギリス系だし、知り合いもたくさん行っているのでよく情報は回ってきますが、とても住みやすいというイメージ。
オーストラリアもニュージーランドもイギリス領地だったのでラグビーがめっちゃ盛んだとか、ニュージーランドは羊の方が人口より多いだとか、そういうネタはたくさんあります。
大学院の選択肢としては、世界的にも有名な大学は数が限られているので、選ぶのは苦労しないかと。(簡単に入れるとは言っていない)
日本にも近いため、比較的行きやすい土地なんじゃないですかね。
海外大学院留学を多文化で「ヨーロッパ諸国」
実は一番オススメしたいのが、ヨーロッパ諸国。
オランダ、デンマーク、いろいろありますけど、授業料が無料のところだったりめっちゃ安いところだったり…
そうじゃなくても奨学金(給付型)でバンバンお金もらえちゃうので、結果的に授業料込みの出費が数十万(年間)みたいな話も全然ありえます。
EU圏内なので旅行も陸路でめっちゃ行けますし、観光も最高の場所ですよね。(メシも美味しいらしい)
ちなみに大学の授業は英語で行われるため、英語さえできれば不自由ありませんし、むしろ生活レベルの現地のフランス語やその土地の言語を学べるっていう、トリリンガル化も可能。
めっちゃ良くないですか?
ざきやまもやり直すならヨーロッパ行きたいんですよねぇ…
海外大学院留学の最先端「アジア(HK・中国など)」
香港とかシンガポールとか、めっちゃレベルの高い大学ってあるんですよ。
近いしアジア圏だし、安心材料はたくさんあるのはメリットですよね。
インターンで使った人もたくさんいますが、大学院も全然オススメ。
(ざきやまが知っているのはそれくらい…)
海外大学院留学に出願するにあたって必要なものって?
海外の大学院(アジア圏外)って、日本の学校みたいに入試テストが無いんですよ。
イギリスみたいに年に出願時期が決まっているパターンもあれば、アメリカみたいにいつでも出願はオッケーだよみたいな国もあります。
ただ日本みたいなセンター試験っぽい、ああいう全国統一テストみたいな文化は中国・韓国と日本くらい?のその辺だと思います。
自分の話になってしまうのですが、自分はああいう統一テストってすごく苦手で、いつも緊張しちゃって自分の実力が出せないんですよ…
だから海外のようないつでも受け入れてくれるシステムってすごくありがたくて、学校の成績とかを評価してくれるから、本当の自分を評価してくれるので嬉しかったですね。
海外大学院への提出物「大学(学部)の卒業証明書」
ちゃんと最終学歴は大学ですか?とかそういう確認がてらですね。
どこの大学がーみたいな学歴はあんまり関係ないのかも。(日本の大学だし分からないから)
※米国アイビーリーグみたいな学校であれば、推薦文とかがキーになってきたりするので結構大事。(下記参照)
※ちなみに当然ですけど英訳。
海外大学院への提出物「大学(学部)の成績証明書」
英訳された大学の成績表を提出する必要があるのですが、
A=4
B=3
C=2
D=1
という風に数値化し、総単位数で平均化した数値のことをGPAと言います。
このGPAが大学院の合否判断の大きな割合を持っており、一般的にGPA3.0は必要と言われています。
※GPAが出願できる大学のレベルを決める大切な要素になります。
海外大学院への提出物「IELTS/TOEFLのスコア」
大学側からして、留学生を受け入れるのに英語力(生活する、授業を受ける、コミュニケーションを取るといった観点で)が十分にあるという証明が欲しいのです。
そのために留学生たちはIELTSやTOEFLといった英語のテストを受け、そのスコアを申告する必要があります。
もちろん出願先の大学院によって異なるのですが、一般的にはIELTS6.5であったりTOEFL iBT90以上というのがボトムラインです。
またイギリスみたいな条件付き合格(Conditional Offer)を出している大学院によっては、出願時に必要な英語のスコアを満たす必要はありません。
※条件付きなので、入学前に英語コースを受けてスコア免除という形が普通です。
ちなみに、
合格には2種類あって、Unconditional Offer(無条件合格)とConditional Offer(条件付き合格)の2つ。
つまり無条件で優秀でかつ英語もできるとなればUnconditional Offerをもらえるでしょうし、成績がギリギリだとか英語に若干ビハインドを感じると判断されたらConditional Offerをもらう感じです。
いずれにせよ、英語ができるようになった方がいいのは明白です。
以上により、まずテストを受けて自分の実力がどれくらいあるのかを知る必要があります。
英語ができないからできるようになってからテストを受ける…
というのは非常にナンセンスすぎて今すぐ留学は止めてほしいレベルです。
まず現状把握できないと戦略すら立てることはできませんし、テスト受けるくらい大したことないんですから(どうせ点数悪いって分かっているのでしたら)さっさと受けたらいいです。
目安としてIELTS5.0〜5.5、TOEFL60くらいで、まぁ大学受験はやってきたよねっていうレベル。
ただアメリカ英語イギリス英語で合う合わないがあるので、最初は両方受けることをオススメします。
そこから逆算することで日々の学習プランを作成していくのが鉄則です。
IELTSやTOEFLの勉強の仕方は、独学できる部分と添削、つまり人に指導してもらうべき部分というものがあります。
独学は英単語の暗記、英文法の理解、ライティングの型、スピーキングの反射能力…などなど。
対して指導してもらうべき部分というのは…
- ライティングにおけるワードチョイスや構文の使い方、全体の文章構成
- スピーキングにおけるワードチョイスや受け答えの仕方
- 会話を通じてのリスニングの強化(音のリンキングなど)
こういう点はどうしても一人で独学するには限界があります。
だからこそ安く高品質なものに頼った方がいい。
ライティングはざきやまに聞けばいいし、スピーキングとリスニングはDMM英会話でやれば月々5,500円とコスパも最高です。
あとは公式の過去問題集を解きまくればOKです。
海外大学院への提出物「GRE・GMATのスコア」
アメリカの大学院へ出願する際は、GREと呼ばれる大卒以上のアメリカ人(と留学生)を対象にしたテストのスコアの提出が求められます。
語彙力(Verbal)、数学(Quantitative)、エッセイ(Analytical Writing)の3つで構成されており難易度はかなり高めです。
GRE対策はだいたい6ヶ月を目処にしましょう。
ちなみに6ヶ月って長い方なんですけど他にも準備やら諸々あるでしょうし、それを加味した期間ということで。
特にややこしい!というよりシンプルに真っ向勝負!という感じのテストなので独学がやっぱり手っ取り早いのかも。
(数学に関しては大学受験レベルで十分らしいので、だいたいの人は英語に特化して勉強しています)
※しっかりフォーカスした方がいいので、まずはIELTS/TOEFLの点数を取ってからGREの勉強を始めましょう。
過去問を駆使するのが一番の正攻法で、オフィシャルガイド3冊買えばいいです。
<過去問>
<ボキャブラリー>
<数学>(※苦手な方はどうぞ)
ちなみに上記のボキャブラリーに関しましては、練習問題とテストのみの形式なので単語帳としての役割はありません。
なので以下のEssentialとAdvancedの単語帳でボキャブラリー強化することから始めるといいと思います。
※テストは有限なので、大切に使いましょう!
<Essential>
<Advanced>
ちなみに、POWERPREP® Online – Practice Test 1 ・2という、GREオフィシャルページにて受験できる「無料の」練習テストがあります。
アカウント作成後、テストを受けられるのでぜひ。
これも終わって練習テストがもう無いよ!というあなたにはPOWERPREP PLUS® Online – Practice Test 1 ・2を。
以上、詳しくはこちらからどうぞ。
GREのライティングって実は人と機械が行っているそうで、その内の機械採点をScoreItNow!™ Online Writing Practiceで自分の実力を測ることができるそうです。
特に解説がすごい!というわけではなく、単なる数値化という面ではかなり使えると思います。
数学に関しては演習問題を繰り返し解いて、かつ苦手箇所だけ他で補充みたいな形が一番いいのかなと思います。
ただボキャブラリーだけは知らなければ解けないので、こちらをしっかり頭に入れておいてください。
数学はもちろんGREの単語ってめっちゃ難しいんですよ。(学部統一テストのSATもそうですけど)
だから単語力を上げるのは本当にキーになってくると思います。
以上がGRE対策に必要なものです。
そしてもう一つ、実はGMATというテストもあります。
これはMBA留学(Master of Business Administration)したい人向け、いわゆる経営修士号を取得することを目的としたビジネスコースに入学するための条件なので、別の記事にでもまとめます。
(ちなみに1年に5回までしか受けることができないという制限付き)
海外大学院への提出物「履歴書(CV)」
日本でいう履歴書ですが、フォーマットは自由。(逆に難しい…)
学歴(大学卒業以降)と職歴、ボランティア活動や自分のスキル(コンピュータースキルなど)の自己PRを、A4サイズ1〜2枚にまとめます。
履歴書の書き方
- 学歴…学位の取得できる短大や大学以上のものを記載。学部だけではなく「specialised in〜」や「focused on〜」で具体的に何を学んだかを書きましょう。
- 職歴…職歴がある場合は、会社名、ポジション、役割、雇用期間、実績などを簡潔に記載。(アルバイトでもしっかり職務として書いてOKです)職歴がいくつかある場合は、直近から順にさかのぼっていきます。
- スキル・海外経験など…上記以外でアピールできる項目を記載。何か賞を受けたなど、アピールしたいことに合わせて項目を増やしていってOKです。
- 言語スキル…英語やその他の言語が使えれば記載。日本語使えるのでとりあえず日本語、プラス今〇〇語を勉強中と書けば若干印象も上がるかも?
- ボランティア・インターン…ボランティア・インターン活動の中で特筆すべきことがあれば記載。
以上が履歴書の書き方ですが、つまりは以下の自己推薦文のまとめに近いです。
そしてこの履歴書を今度はストーリー化して面接官にアピールしていきましょう。
海外大学院への提出物「自己推薦文」
成績以外の自己アピールをここでします。
学業のことをここで書いてしまうと意味がありません。
成績で判断してもらいましょう。
成績以外なので学業全般についてはOK、つまりなぜその学問に興味が湧いたのか、その学問を通じて何をしたいか、どういうビジョンを持っているか、なぜその学校のその学部じゃないといけないのか…
みたいなあなたのパッションも添えて書いていきます。
文字数はA4サイズ2枚(約500〜1,000語)程度(大学院によっては文字数指定があったり、いくつもあったりするパターンもあります)で、短すぎず長すぎずを前提に分かりやすく書いていきましょう。
その際に以下の3点に注意して書きましょう。
自己推薦文を書く上での3つのポイント
- キャリアゴール…卒業後のビジョン
- 今までの経験…大学での経験や職歴、その他ボランティア・アルバイト・インターン・留学などの経験
- 志望動機…ここで上記のあなたのパッションを論理的に記載
成績と同レベルで自己推薦文は大学院出願において重要な要素です。
また書いていく上で、意識的に4つのパートに分けてみましょう。
- イントロ
- これまでの経験など
- 志望する国・大学院である必要性
- まとめ
特に2に関しては、
①志望動機に至った経緯、②大学時代の学業について、③その他課外活動など…
志望動機となった経験を重点的に書いてみましょう。
以上が自己推薦文のポイントですが、いかに履歴書と連動しているかお分かりですか?
だからこそ一度自己分析をかけることをオススメします。
そうすることで一貫性を持ち、出願書類上にもそれが出てくると思います。
海外大学院への提出物「推薦状(2〜3通)」
大学の専門教授、職場の上司(役員レベルが望ましい)などに依頼します。
先方も忙しいでしょうから、出願直前ではなくあらかじめ留学が決定する前から依頼しておくことをオススメします。
また、いつまでに必要かを伝えることを忘れずに。
教授となれば推薦文を書くことに慣れているから大丈夫だとは思いますが、職場の上司となればちょっと違うかもしれません。
なので以下の3つのポイントをおさえて書いてもらいましょう。
- 本人との関わり・つながり
- 本人実績や学習(勤務)態度、その実績から鑑みる大学院レベルの学習が成功する見通し
- 大学院留学に推薦するという強めの押しの一言
GPAや英語のスコアが入学基準に満たしている場合、自己推薦文や教授や上司からの推薦状が合否に大きく影響するので、ここもしっかり頼んでおきましょう。
以上が、出願に必要な書類や基準でした。
海外大学院の奨学金制度ってどういうのがあるの?
留学生なら誰しも(むしろ親が?)気になる奨学金制度についてお話します。
奨学金は日本と同じで、大きく2種類あります。
- 給付型(scholorship)
- 貸与型(grant)
もらったら返さなくていい給付型、利子付きで返さなくてはいけない貸与型の奨学金です。
日本では後者が一般的に聞こえますが、海外ではむしろ前者、返さなくていい奨学金がほとんどです。
お金ある人が優秀な人材に投資する、そんな世界です。
ざきやまはほとんど受けずに留学を終えましたが、それでも受けていたのは「留学生なら誰でも申請できる」みたいな奨学金。(月あたり5万円くらいだったかと)
他にはもちろん成績優秀者だといろんなところから奨学金を得ることができます。
ちなみに、ヨーロッパなどの国によっては奨学金をたくさんもらって年間数十万円(生活費込み)で大学に通えてしまうことも。
だからこそ国選びってとても大事ですよね。
海外大学院出願するにあたって準備期間は?
結構大事なのが、準備期間。
いつから準備したらいいの?という質問です。
準備を始める時期を誤れば、出願できなかった!とか、来期に出願した方が良さそう…みたいなことをせずに済みます。
海外大学院留学に向けた英語学習の準備期間の目安
一番おそらく時間が取られるであろうものが英語学習でしょうね。
IELTS/TOEFLは最初の英語学習ということで1年くらい、英語がある程度できる人なら6ヶ月を目処に見ておけば大丈夫です。
またGREは上記の通り6ヶ月で。
つまり英語学習だけで短くても1年は見ておくべきというのがざきやまからの助言です。
だってテストを受ける、戦略を練る、IELTS/TOEFLの勉強する、テスト受けなおす、GREのテストを受ける、戦略を練る、GREの勉強する、テストを受けなおす…これだけでめっちゃ時間かかります。
特に時間に追われていない人であればゆっくり準備するのも大事ですけど、大半の人はそうではないですからね…。
しかも受けなおし一発でスコアが取れるだなんて誰も思ってませんから。
海外大学院留学の出願は早い者勝ち?
実は海外の大学によっては、早期出願(ローリング審査)が有利な学校もあります。
これもある意味「好きアピール」ですよね。
好きだからめっちゃ早く受けて他は見てませんーっていうアピール。
大学院留学だけでなく学部留学でもあるくらい一般的なものです。
早く受け付けて早く結果出せば、返答時期も早まるので、他の大学でまだ合否が出ていなければそこに行くことを決意するみたいなことを狙っているわけです。
ある意味win-winなルールですね。
海外大学院留学の前に実際に場所を見てみるのも大切
これは経験者だからこそ言えるアドバイスですけど、少なくとも1年、2年とあなたが住む場所なので、実際に自分の目で見て、短期間でも良いので滞在してみるのが良いと思います。
ネットの情報だけじゃもちろん足りませんし、ましてや観光目線で考えるのもよくありません。
海外に慣れていないと「こんな場所いやだ」なんて思う人もいらっしゃいます。
住んでみて「あ、ここいいな」と思える場所、でかつ「あ、ここで学びたいな」と思える学校選びができればそれほど幸せなことってないですよね。
なのでプチ留学、オススメです。
海外大学院留学する前に知っておくべきカルチャーショック論とは
上記のようなプチ留学って誰でもできるわけではなく、やっぱりカルチャーショックで帰りたくなるみたいな人ってたくさんいらっしゃるんですよね。
だからこそ行く前にしっかりとカルチャーショックを理解するということは非常に大事です。
- The honeymoon stage…行く前からめっちゃ浮かれている段階(行く前〜留学1、2ヶ月くらい)
- The frustration stage…文化の違いですれ違いが起こり、言語の壁があって相手に思うように伝えられず不満が募る段階(1の後6ヶ月くらい)
- The adjustment stage…英語スキルも上がり、文化の違いも若干受け入れられるようになってきた段階(2の後3ヶ月くらい)
- The acceptance stage…カルチャーショックを克服しその国の文化を楽しめる段階
上記の2のように不満ばかりが募って、その国が嫌いになってしまう人も多いです。
ざきやまも実は2のままイギリスから帰ってきました。
大嫌いなまま帰ってきましたが、アメリカで留学している内に恋しくなり、また行きたい!という気持ちになっています。
自分がカルチャーショックにかかっている間、どうしても「自分だけがこんな目に合っているんだ」と思いがちなんですけど、これやっぱりみんなが経験することなんですよね。
英語がバリバリできて海外にも対応できる人にとっては何ともないんですけど、そうじゃないのが大多数。
やっぱり辛くなってしまうんです。
だからこそしっかり自分の心情を理解してあげること、それを周りがしっかり理解してあげること、頑張れって後押ししてあげると本人も楽になるはずです。
行きたくて行きたくて仕方なかったのに嫌いになってしまうなんてもったいないですよね…
もっと文化の違いを享受して、留学をチャレンジ、楽しんでください。
海外大学院留学を成功させるためのまとめ
いかがでしたか?
もう一度、簡単にまとめてみましょう。
- まずは国の違いを理解、選別
- 出願書類をそろえる(大学の卒業証明書・成績証明書、IELTS/TOEFLのスコア、GREのスコア、自己推薦文、推薦状2〜3枚)
- どんな奨学金があるか調べる
- 準備期間はしっかり逆算する
- カルチャーショックについて認知、理解する
※ちなみに今回は出願に関する事項なので、VISA申請などは記載しておりませんのでご了承ください。
大学院留学を目指したいあなたはきっと、何か成し遂げたいことがあるのでしょう。
ざきやまは応援します。
いろいろ弊害はあると思います。
物理的、精神的なもので必ず何かしら…
もしあなたが大学院留学において何かお困りでしたらお声がけくださいませ。
ざきやま